運転資金 つなぎ資金 設備資金の資金繰り
運転資金とは、会社を運営していくにあたって必要なお金です。
赤字であれ、資金ギャップを埋めるためであれ、会社を回していくために必要なお金はすべて運転資金です。
そのため、運転資金には様々な融資の形態があります。
運転資金の審査は会社の実績に対して行われ、融資実行後に銀行は資金の管理を行いません。
一方、設備資金とは、会社が設備投資を行なう際に必要になる資金を示します。
審査は過去の実績と投資計画に対して行われるため、運転資金よりも審査に時間がかかります。
また、通常は運転資金よりも設備資金のほうが必要になる金額が大きくなるため、返済期間を長期間に設定することができます。
運転資金の借入を希望する人は、まずは決算書や確定申告書だけ銀行に持参すれば審査をスタートできますが、設備資金の借入を希望する人は決算書類だけでなく、投資の計画書や購入したい設備のパンフレットなども持参しなければ審査がスタートしません。
まずは、運転資金と設備資金の違いをしっかりと理解して、銀行と話しがスムーズに進むように、必要な書類と情報を準備しましょう。