まだ知名度はあまり高くありませんが、ここ数年で多くの融資実績を持ち、バックボーンが一部上場の光通信のグループ会社という点で信頼できるノンバンクです。
目次
ビジネスパートナーの金利?即日審査 翌日融資
ビジネスパートナーの事業者ローンには他のノンバンクや銀行と比べて多くの特徴があります。
最短翌日審査回答
ビジネスパートナーは最短で翌日に審査の回答があるスピード審査です。ノンバンクは数週間の時間を要する銀行よりも審査回答が早いものですが、ビジネスパートナーの翌日審査回答というのはノンバンクの中でも早いほうであるといるでしょう。
審査回答後翌日融資
ビジネスパートナーは審査通過後翌日に融資を受けられます。審査の回答は最短翌日ですので申込日から融資まで最短で2日ということになります。
ノンバンクでも最短即日融資可能はあまりありませんので、ビジネスパートナーはノンバンクの中でも融資までのスピードも速いといえるでしょう。
融資限度額500万円
ビジネスパートナーの融資限度額は500万円です。融資限度額はノンバンクの中では平均的であるといえるでしょう。多くもなく少なくもない程度です。
ビジネスパートナーの融資方式は当座貸越です。限度額を作成して限度額の範囲内で繰り返し自由にお金を借りるという方法です。
500万円という事業者にはそれほど多くはない金額ですので、小口の入用などのために一応枠だけ作成しておいても、後々便利に利用することができます。
金利9.98%?18.0%
ビジネスパートナーの金利は9.98%~18.0%となっており、この金利はノンバンクの中では平均的な金利です。そもそもノンバンクは法定金利ぎりぎりの金利に設定されるのが一般的です。
法人も個人事業主も融資可能
ノンバンクの中には個人事業主にしか融資を行わないという会社も多いですが、ビジネスパートナーは法人にも個人事業主にも融資を行います。
ただし、法人の場合には社長の個人名義などでは融資できませんので注意してください。
繰上返済手数料なし
ノンバンクのビジネスローンは途中で融資金を完済すると、違約金を取られる場合がありますが、ビジネスパートナーは繰上返済にかかる手数料は全くかかりません。このため、無利息期間の間だけお金を借りても手数料はかかりません。
原則保証人担保不要
ほとんどのノンバンクがそうであるように、ビジネスパートナーも保証人も担保も要求しません。ただし法人の代表者は連帯保証人として要求されます。
セブン銀行で利用可能
ビジネスパートナーは以前の貸付方法は電話かFAXによる振込融資しか行っていませんでしたが、ローンカードの発行も行うようになりました。これにより、全国のセブン銀行で借入と返済を行うことができるようになりました。
借入方法が振込だけの場合には平日の銀行営業時間しか融資を受けることができませんが、カードの発行により全国どこにいても24時間お金を借りることができるため、非常に便利です。出張先や深夜の急な接待でも便利に利用することができます。
[ビジネスパートナー(upper)]
ビジネスパートナーの必要書類
ビジネスパートナーの契約に必要な書類は以下の通りです。
法人
・代表者の本人確認書類
・登記事項証明書(履歴事項全部証明書)発行後3ヶ月以内のもの
・印鑑証明書(法人・個人のもの) 発行後3ヵ月以内のもの
・決算書(原則直近2期分)等
個人事業主
・本人確認書類
・印鑑証明書(個人のもの) 発行後3ヵ月以内のもの
・確定申告書(原則直近2年分)
・ビジネスパートナー所定の借入計画書 等
必要書類はFAXで提出することが可能です。
銀行審査ではこの他にも様々な資料や書類の提出が当たり前に要求されますが、ビジネスパートナーに必要な書類は非常に少ないという点も大きなメリットです。
ビジネスパートナーの注意点
ビジネスパートナーを借りるにあたっては以下の2点に注意しましょう。
融資可能な年齢は69歳まで
ビジネスパートナーからお金を借りることができる年齢は69歳までとなっています。
事業者向けのローンは個人ではなく、事業に対して融資を行うため、銀行融資では年齢制限は設けられていませんが、ビジネスパートナーは69歳までしか借りることができません。
事業者であれば誰でも申し込むことができるわけではないため注意しましょう。
開業後2年以上必要
ビジネスパートナーは開業後2年以上経過していないと融資を受けることができません。
ノンバンクは開業前の開業資金の融資を行っていないというところは多いのですが、ビジネスパートナーも2年以上の営業実績が必要になります。
資金繰りが大変な開業当初は融資を受けることができませんので注意しましょう。
[ビジネスパートナー(middle)]
ビジネスパートナーのメリット
ビジネスパートナーは銀行や他のノンバンクと比べて以下の5つのメリットがあります。
審査回答が早い
ビジネスパートナーは申込から最短1日で審査の回答があります。急な入用な時ほど急いでお金を借りることができるかできないかを早く知りたいものです。ダメならダメで他の調達方法を考えなければならないためです。
融資の回答が最短翌日回答であるのは、資金繰りを考える上での大きなメリットになっています。
提出書類が少ない
先ほど述べたように、ビジネスパートナーの提出に必要な書類はごくわずかです。銀行の審査において提出が要求される書類は売上の見込み、仕入れ先の明細、将来への見込み、資金繰表などの提出を行うことが必要になります。また、銀行員との面談も必須です。
要するに銀行審査においては書類にも審査にも手間と時間がかかるものです。
ビジネスパートナーは提出書類が少ないうえに非対面で融資を受けることができるため、手間と時間がかからないという点がメリットです。
総量規制対象外
ビジネスパートナーは事業者向けローンですので、総量規制の対象外です。消費者金融で総量規制の枠を使い切ってしまっても、ビジネスパートナーからであれば年収の3分の1を超える借入が可能です。
銀行で断られても融資の可能性
ビジネスパートナーの審査は銀行よりもだいぶ甘いといわれていますので、銀行で融資を断られた人でも融資を受けることができる可能性があります。
そもそもノンバンクに申込みに来る人は銀行の融資に断られた人も少なくないため、そもそもが銀行ほど審査が厳しくはありません。
さらにビジネスパートナーは開業後間もないことや審査基準の出発点がリース業務からですので、他のノンバンクに断られた人でも審査に通過できる場合もあるようです。
ビジネスパートナーのデメリット
金利が高い
ビジネスパートナーのみならず、ノンバンクは審査が簡素で時間がかからないというメリットがある反面、金利が法定金利ぎりぎりになります。
銀行の事業性金利が1%台である場合も珍しくない中で、金利が18%のビジネスパートナーの金利は高いといえるでしょう。
開業資金に対応しない
ビジネスパートナーは2年以上の営業実績がないと融資に応じていません。このため、開業前や開業まもなくの事業資金には利用することができないため注意しましょう。
開業資金は銀行でも融資を受けることができますので、まずは銀行に相談しましょう。
[ビジネスパートナー(bottom)]
株式会社ビジネスパートナーとは?社歴など
事業者向けローンの歴史は浅め
ビジネスパートナーが事業者ローンの取り扱いを開始したのは、2012年と比較的最近です。会社自体の設立は1999年で20年近くの歴史がありますが、事業者向けローンを始める前は経理業務のアウトソーシングやリース事業を行ってきました。
いずれも会社のお金に深くかかわる業種です。その後事業者ローン業務に進出した会社ですので、一般の人は耳にしたことがないようです。
リース事業で培ったノウハウで審査を行う
リースとは、簡単に言えば会社の設備などの動産を分割払いで貸し出すというものです。つまり、物を介したローンです。リース契約には審査があります。ビジネスパートナーはリース業務で培った審査ノウハウを生かして事業者ローンの審査を行っています。
ビジネスパートナーの審査は比較的柔軟といわれていますが、一般的にリースの審査はローンの審査よりも甘いといわれています。これはリース代金が支払い不能となったときにリースの資産を売却して支払いに充てることができるためです。
ビジネスパートナーの独自の審査基準はローンよりも甘いリースの基準から出発しているため審査が比較的柔軟であるといわれています。