運転資金借入※ 資金繰りに役立つ千葉銀行の事業資金融資本文千葉銀行は千葉県千葉市に本店があり、県内で最大規模を誇っている地方銀行です。県内はもちろんのこと、全国で見ても横浜銀行に次ぐ地方銀行としては国内第二の規模を誇っています。県内のほぼ全域を営業エリアとしており、シェアの面でも圧倒的な強さを持っているだけに事業資金融資の選択肢としても外せないでしょう。さらに東京23区や埼玉の東部、茨城県南部などにも積極的に事業を展開しています。店舗数は国内に184店、さらに海外にも6店(2018年4月現在)。
ビジネスローン
規模の大きな銀行だけに事業資金融資も充実しており、中小企業の資金繰りに役立つものも多数取り揃えられています。その中でも使い勝手の良さが光るのがこの「ビジネスローン」です。利用の際には3期分の決算書の提出が必要です。
融資額は3000万円以内。ただし直近決算書における平均月商の3倍以内が上限です。用途は事業に必要な運転資金・設備資金。ただし不動産の購入や他の金融機関からの借入れを借り換える資金には利用できないので注意が必要です。
融資期間は5年以内、担保は原則不要、保証人は原則代表者となります。
事業向けカードローン
カードローンのメリットを活かした融資商品がこの「事業向けカードローン」です。融資額の範囲内なら何度でも繰り返し利用が可能なため、頻繁に資金調達を必要としている中小企業・個人事業主に適しています。なお利用の際には千葉銀行と6ヵ月以上の取引を行っていることが前提です。
融資額は2000万円以内。カードローンタイプとしては大口なのでさまざまな資金繰りのケースに活用できるでしょう。用途は運転資金・設備資金。融資期間は2年間ですが、期間終了後に審査を行うことで以後2年ごとに更新・継続しての利用が可能です。担保は原則不要、保証人は個人事業主が原則不要、法人は代表者のみ必要です。
そのほかには創業または新規事業の立ち上げの際に役立つ「地方創生融資制度」もあります。千葉県または隣接地域で創業・新規事業を行う法人・個人を対象としたもので、融資額は100万円以上、事業計画などに応じて具体的な融資額が決定されます。しかも融資期間は運転資金が10年以内、設備資金が20年以内と長く、事業計画に合わせて最長で3年以内の据え置き期間も設定することが可能です。担保は必要、保証人は個人事業主が原則不要、法人は代表者。創業・新事業の立ち上げの意欲はあるけれども資金力に不安がある、そんな事業者にピッタリでしょう。
事業向けサービス
事業資金融資以外では各種相談会・セミナーの開催のほか、人材の採用や育成にかかわる「人材ソリューションサービス」、補助金や公的支援をうまく活用したい場合にサポートしてくれるサービス、海外進出のサポートなどがおもなところとして挙げられます。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
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[ビジネスローンはパッケージ]
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