運転資金借入※ 武蔵野銀行で資金繰りに役立てたい事業資金融資本文武蔵野銀行は1952年の操業当初から中小企業中心の融資を行ってきた地方銀行です。本店は埼玉県さいたま市大宮区においており、埼玉県内における事業者の資金調達の選択肢として重要な役割を担い続けています。店舗数は96店(2018年4月現在)。
むさしの二刀流
ユニークな事業資金融資を用意しているのも武蔵野銀行の特徴で、そのひとつがこの「むさしの二刀流」です。名称の由来は金利を固定金利・変動金利のいずれかを自由に選択することができる点で、返済計画や契約時の経済状況に合わせて有利なほうを選択したうえで資金調達に利用できます。
融資額は5億円以内と非常に大口になっており、用途は運転資金・設備資金。融資期間は運転資金が5年以上10年以下、設備資金が5年以上30年以下。設備資金の融資期間が非常に長くなっていますが、20年超の期間は不動産賃貸・管理業での利用に限定されるので気をつけましょう。
金利に関しては特約期間の形で固定金利が適用される形となっており、2年、3年、5年、7年、10年のなかから選択が可能です。担保・保証人は審査の結果判断されます。
Wスペシャルファンド
資金繰りにまとまった資金が必要な場合に役立つのがこの「Wスペシャルファンド」です。これは固定金利を採用しているのが大きな特徴で、比較的低金利で大口の融資を受けることができます。融資額は3億円以内、用途は運転資金・設備資金。融資期間は3ヵ月以上で7年以内。担保・保証は審査の結果判断されます。
そのほかのビジネスローンではNPO法人の資金調達に役立つ「むさしのNPOサポートローン」が挙げられます。こちらは埼玉県内で認証を受け、法人格取得後に1事業年度以上の決算が確定しているNPO法人が利用可能なもので、融資額は500万円以内、用途は運転資金・設備資金で融資期間は前者が5年以内、後者が10年以内となっています。
さらに中小企業を対象とした資金調達の手段として「むさしの中小企業アクティブファンド」もあります。こちらは業歴1年以上の法人が利用可能なもので、融資額は5000万円以内、用途は運転資金・設備資金で融資期間が5年以内(設備資金の場合は6ヵ月以内の据置期間)。担保・保証人は審査によって決定されます。企業の成長可能性なども考慮したうえで融資額や金利が決定されるほか、女性経営者は金利が0.1パーセント引き下げられるといった使い勝手のよさが魅力です。
事業向けサービス
事業向けサービスでは創業・新事業をさまざまな面からサポートする「創業新事業サポート」を実施しています。地域サポート部による資金調達から金融機関の紹介、各種情報提供などを利用できるの便利なサービスです。さらに経営者同士が情報収集の機会として利用できる「ぶぎん経営者クラブ」、日ごろネット上からビジネス関連の最新情報が入手できる「ぶぎんビジネス情報サイト」なども見逃せないでしょう。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
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[ビジネスローンはパッケージ]
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