運転資金借入※ 筑波銀行で資金繰りに役立つ事業資金融資を探す本文筑波銀行は2009年に関東つくば銀行と茨城銀行が合併することで誕生、前者を存続銀行とする体制のもとで再スタートが切られた地方銀行です。本店は茨城県つくば市にあり、合併以降両銀行が展開していた店舗の削減が行われているものの、茨城県内を広く営業エリアとしており、県内で事業を行う法人・個人事業主にとっては資金繰りの重要な選択肢となるでしょう。店舗数は147店(2018年4月現在)。
動産担保保証提携ローン
筑波銀行ではさまざまな形で事業資金融資を展開しているのが大きな特徴です。一般的なビジネスローンにとどまらない融資商品を象徴するのがこの「動産担保保証提携ローン」です。これは営業用動産を担保として活用しつつ融資を受けられるもので、不動産など担保物件を用意するのが難しい中小企業や個人事業主でも資金調達を受けやすい点が魅力です。具体的には工作機械やトラック、印刷機械など業務に使用している機器が担保対象となります。
融資額は500万円以上1億円以内。用途は運転資金・設備資金。返済期間は7年以内ですが、保証会社によって判断に違いが出てくる場合もあります。保証人は審査の結果判断されます。
商売じょうず
それに対してこちらは一般的なビジネスローンの代表格。団体信用生命保険が付いているのが特徴で、申し込み時の年齢が満20歳以上65歳以下、完済時の年齢が満75歳以下で利用が可能です。融資額は1億円以内。用途は事業に必要な運転資金、設備資金。融資期間は用途によって異なり、運転資金が7年以内、設備資金が15年以内。担保は原則不要ですが、資金を不動産取得に使用する場合は必要に応じて設定されます。保証人は原則不要。
商工会・商工会議所メンバーズローン
地域経済の発展を目指した商品ではこの商工会・商工会議所に所属している会員を対象にした商品があります。当銀行の営業エリア内の商工会・商工会議所に所属しているうえで年度会費を完納している事業者が対象です。
融資額は運転資金で5000万円まで、設備資金が1億円まで。用途は運転資金・設備資金。融資期間は運転資金が7年以内、運転資金が15年以内。担保・保証人は原則不要ですが、不動産取得の場合などは状況に応じて判断されます。
そのほかには農業向けローン「豊穣」、税理士会会員ローンなども用意されています。
事業向けサービス
事業向けのサービスでは中小企業を対象とした「ご相談予約ボックス」、経営の合理化に役立つ法人向けインターネットバンキング「つくばビジネスNet」「つくばでんさいサービス」、ビジネスに関する情報収集に役立つ「筑波ふれあい倶楽部」「筑波決済月報」「茨城県内企業経営動向調査」などがあります。相談業務も積極的に行われているので検討してみてはいかがでしょうか。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
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[ビジネスローンはパッケージ]
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