運転資金借入※ 三菱UFJ銀行で資金繰りに役立つ事業資金融資
本文 三菱東京UFJ銀行は2006年に東京三菱銀行とUFJ銀行が合併したことによって誕生した「3大メガバンク」の一角を占める銀行です。2018年4月1日から「東京」がとれて三菱UFJ銀行になりました。国内を代表する巨大銀行ということもあり事業資金融資もさまざまな選択肢が用意されています。店舗数は国内で773店、海外に73店(2018年5月現在)。
ビジネスローン「融活力」
三菱UFJ銀行はビジネスローンだけにとどまらない事業資金融資を幅広く用意しており、資金繰りに利用する際には幅広い選択肢のなかから検討していく必要があります。ビジネスローンはこの「融活力」が代表格です。同じ商品名でも提携先によって内容が若干異なるので注意が必要です。
まず商工会議所・商工会メンバーズビジネスローン「融活力」。2年以上の業歴で確定した決算書を2期分提出できる法人企業が利用できるもので、融資額は5000万円以内。用途は広く事業資金で融資期間が原則3年。しかし銀行との融資取引が1年以上ある場合には5年以内まで利用が可能となっています。担保は不要、保証人は法人の代表者が求められます。
ほかには「法人会・納税協会会員向けビジネスローン 融活力」「税理士会提携ビジネスローン 融活力」などもあります。内容は共通している部分が多く、税理士と顧問契約をしているか、商工会議所の会員になっているかどうかなど参加条件をメインにどれが適しているのかを判断していくとよいでしょう。
シンジゲートローン
三菱UFJ銀行では大口の融資を目的にシンジゲートローンも用意しています。当銀行だけではなく幅広い出資先を集めることでより多くの資金を集めることができるこのシンジゲートローン。国内市場において当銀行は最大のシェアを誇っており、この資金調達ではもっとも実績とノウハウに長けている金融機関でもあります。東京・名古屋・大阪に専門部署を設置しており、条件や必要としている資金に応じたローンを組んでいける環境が整っています。まとまった資金が必要になっている場合にはこちらの事業資金融資も検討してみましょう。
さらにもうひとつ。「債権流動化/アセットファイナンス(ABF)」の形での資金調達も行っています。所有している金銭債権を買い取る、売掛金の振り込み実績に連動したファイナンスを提供するなど、より専門的な融資が可能になっているので窓口に問い合わせてみましょう。
事業向けサービス
融資以外の事業向けサービスではまずリスク対策が充実している点が上げられるでしょう。資産が相場リスクによって打撃を受けるのを避けるため、デリバティブ内包型預金をはじめとしたさまざまなサービスが用意されています。そのほか経営相談、国際業務のサポート、事務の効率化に役立つ各種インターネットサービスも見逃せません。
[ビジネスローンはパッケージ]
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