運転資金借入※ 資金繰りに活用したいみずほ銀行の事業資金融資
本文 みずほ銀行は国内最大規模のメガバンク、みずほフィナンシャルグループの傘下で事業が行われている都市銀行です。もとは2002年に第一勧業銀行と富士銀行、そして日本興業銀行の分割と合併により生まれたものです。本店は東京都千代田区。店舗数は国内が420店、出張所が39、海外にも23店と11の出張所、駐在員事務所が7ヶ所展開されています(2018年5月現在)。
ハートフル企業向け融資制度「みずほハートフルローン」
高齢者・障害者を積極的に雇用している、ダイバーシティを推進しているといった一定の条件を満たした「ハートフル企業」の資金繰りに利用できるのがこの商品です。融資額は1000万円以上、具体的な金額は審査の結果個別に判断されます。用途は運転資金・設備資金。融資期間は6ヶ月以上でこちらも審査の結果個別に判断される形式です。担保・保証人も審査で決定されます。
シンジゲートローン
事業資金融資の選択肢として大口の融資が可能なシンジゲートローンも用意されています。みずほ銀行を中心に複数の金融機関が参加することでまとまった資金融資を可能にしているもので、みずほ銀行が出資先を集めるアレンジャーの役割を担う形となります。単に大口の資金調達が可能になるだけでなく、企業としての信用が高まる、オーダーメイドでの融資が可能になるといったメリットも得られます。
この融資はあらかじめ窓口に相談に訪れて詳細を確認したうえで判断するとよいでしょう。
みずほエコアシスト
こちらは外部認証の取得、環境報告書の発行など環境に配慮した企業にと認定された事業者(法人・個人事業主)を対象とした融資商品です。利用条件の詳細はホームページや直接問い合わせるなどして確認しておきましょう。融資額は1000万円以上100万円単位で審査の結果決定されます。用途は運転資金・設備資金。融資期間・担保・保証人は審査の結果個別に判断されます。
そのほかには信用保証協会の保証つきの融資、動産を担保に融資を受けられる「みぼす動産活用ローン」、電力会社・企業と提携した「環境配慮型融資商品」などもあります。今後の成長を見込める業種・分野への積極的に融資が目立っています。融資額や担保・保証など個別に審査で判断されることが多いので注意が必要です。
事業向けサービス
融資以外の事業向けサービスでは「でんさいネットサービス」「みずほAdvancedバンク」をはじめとした各種インターネットバンキングサービスがあげられます。非常に幅広いサービスが用意されており事務の効率化・合理化に役立つでしょう。さらに事業承継・財務コンサルティングサービス、海外事業支援やグローバル情報といった国際業務関連のサポート、海外取引におけるリスク軽減、各種法人向けの資産運用なども見逃せません。
[ビジネスローンはパッケージ]
記事番号 | 106 |
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