運転資金借入※ 青森銀行で資金繰りに活用したい事業資金融資本文青森銀行は青森県内最大の地方銀行で、青森県青森市に本店を置いています。創業は1879年、前身の第五十九国立銀行の形で歴史をスタートさせています。本店がある青森市だけでなく、ほぼ県内全域を営業エリアとしており、ほとんどの町村において指定金融機関として認定されています。店舗数は102店(2018年4月現在)。青森県内で資金調達を検討している事業者にとっては候補に外せない金融機関となるでしょう。
あおぎんビジネスローン「デュオ」
青森銀行で資金繰りに役立てられる事業資金融資として用意されているのはこの「デュオ」です。法人・個人事業主両方が利用可能で、広く運転資金・設備資金と事業にかかわりがある資金において活用可能です。
融資額は100万円以上1億円以内と大口になっており、大規模な資金調達の際に便利です。ただ単位が100万円単位となっているので中小企業・個人事業主が利用する際にはどれぐらい融資を受けるのか、事前によく検討したうえで適切な金額で申し込みたいところです。融資期間は用途を問わず7年以内、うち1年以内の据置期間を設定できます。担保は原則として不要ですが、用途が不動産の取得だった場合にはその物件が担保として設定されます。保証人は審査によって判断されます。利用の際は法人が直近2~3期の決算書、個人事業主は同じ期間の確定申告書が必要になるので忘れずに準備しておきたいところです。
事業向けサービス
ビジネスローンは「デュオ」のみですが、そのほか事業者の資金繰りに役立つサービスがいくつか用意されています。まず地域経済の発展と深くかかわっている「あおぎん 地域創生ファンド」です。これは青森県内の法人・個人事業主のなかでも青森県の地方創生に役立つ事業を行っていることが利用条件です。その地方創生とかかわる条件に関しては以下の「取り組み基準」が設けられています。
・「地域創生ファンド」ながいきエール
・「地域創生ファンド」かがやきエール
・「地域創生ファンド」はばたきエール
それぞれ詳細が設けられており、当銀行のホームページで確認できるのでチェックしておきましょう。
融資限度額は100万円以上1億円以内。用途は運転資金・設備資金。融資期間は運転資金が最長で10年以内、設備資金が15年以内。かなり長い融資期間のもとで利用できるのが魅力です。担保・連帯保証人に関しては審査の結果判断されます。
それから「青函活性化ファンド」。こちらは青函地域の経済発展のために用意されたファンド型の融資商品で、最大2億円までのファンドが用意されています。ポイントなのは地域活性化事業を行う企業に対して資金だけでなく人材を派遣するなど幅広いサポートを行う点にあります。地域経済の発展にかかわる大規模なプロジェクトを検討している企業に向いている商品となるでしょう。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
[ビジネスローンはパッケージ]
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