運転資金借入※ 近畿大阪銀行で資金繰りに役立つ事業資金融資
本文 近畿大阪銀行は関西みらいフィナンシャルグループの傘下として事業展開を行っている地方銀行です。本店は大阪府大阪市西区。2000年に大阪銀行と大和銀行との合併により誕生しました。さらに2001年には経営破たんしたなみはや銀行の営業店をすべて譲り受けています。現在の店舗数は122店。創業を積極的に支援するサービスなど、事業者を積極的にサポートする事業を行っているのが特徴です。
ビジネスカードローン「わくどりくん」
自由度と利便性の高さが魅力の「わくどりくん」はカードローンタイプの商品なのでATMを利用して資金繰りに役立てることができる点が魅力です。しかもりそなグループのATMを利用できるので急ぎの資金調達が必要になったときにも便利です。利用できるのは申し込み時の年齢(法人は代表者)が満20歳以上70歳未満であること、法人の場合は1年以上の業歴があることが求められます。
融資額は500万円以内。用途は広く事業にかかわる運転資金・設備資金。融資期間は1年間で満了後に審査を受けることで更新することが可能です。金利は年14.00パーセントの固定金利。オリックス・クレジット株式会社が保証に付くので担保は不要、保証人は個人事業主は不要で法人は代表者1名が求められます。
近畿大阪「成長支援」融資
今後の成長を目指している事業を対象に資金調達をサポートする事業資金融資がこの「成長支援」です。これは大阪府と連携して作られた融資商品で長期的な視野にたったうえでの利用が可能なのが特徴です。利用の際には成長に向けた事業計画に関する計画書を作成・提出することが求められます。
融資額は10億円以内と非常に大口となっています。ただし信用保証協会付の形で利用する場合には2億8000万円まで、さらに無担保では8000万円以内となるので注意しましょう。用途は運転資金・設備資金。
融資期間は原則として最長20年以内と長期にわたっており、大口の融資額と合わせて長期間の資金調達の手段として非常に適しています。ただ用途や担保の有無によって具体的な融資期間は異なっており、運転資金の場合は7年以内、設備資金で担保がない場合にも7年以内となるので気をつけましょう。
担保はこれまで触れてきたようになくても利用できますが融資額・融資期間の面で制限が生じます。連帯保証人は法人で代表者が必要です。
そのほかでは創業を検討している方の資金調達をサポートする「創業支援ファンド トライG」「創業支援融資 トライオフ」なども見逃せないでしょう。
事業向けサービス
経営をサポートするサービスでは「ソリューション営業活動」「信託契約代理業務」「中小企業推進室」などがあります。事務の効率化・合理化では「でんさいネット」「近畿大阪ビジネスダイレクト」などを利用すると便利でしょう。これらのサービスはまず窓口で相談して詳細を確認してみるのがおすすめです。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
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[ビジネスローンはパッケージ]
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