運転資金借入※ 京都銀行で資金繰りに役立つ事業資金融資本文京都銀行は京都府の指定金融機関であり、京都市下京区に本店を置いている地方銀行です。「かざらない銀行」をキャッチフレーズにベンチャー企業が多い京都府内で積極的な事業展開を行っています。そのためビジネスローンも充実しており、資金調達を検討している京都府内の事業者にとって心強い存在となってくれるでしょう。なお京都府内のほか滋賀県、大阪府、兵庫県、奈良県、愛知県、東京都に支店を構えています。総店舗数は172店(2018年4月現在)。
京銀フランチャイズローン「千客万来」
FC店舗を経営している法人・個人事業主を対象とした事業資金融資がこの商品です。フランチャイズ店舗では店舗取得やテナントの入居、さらに改装工事など設備工事がいろいろとかかるもの、そうした出費の資金繰りを強力にサポートしてくれます。
融資額は5000万円以内、用途は先述した設備投資のほか運転資金も含まれます。融資期間は運転資金が5年以内、設備資金が15年以内です。金利では変動金利と固定金利の2種類があり、契約当初一定期間を固定金利に設定(2、3、5、7、10年)することが可能です。担保は不動産または信用保証協会の保証。保証人は問い合わせが必要です。なお、店舗で働く従業員の給与を振り込む銀行を京都銀行に指定した場合には金利の優遇措置を受けることも可能です。
京銀観光支援特別融資「賑わい」
京都に本店がある金融機関らしい事業資金融資がこの「賑わい」です。観光・観光関連事業を営んでいる法人・個人事業主を広く対象としたもので、融資額が5億円以内と非常に大口の融資となっているのが特徴です。用途は観光事業にかかわる運転資金、設備資金。融資期間は運転資金が7年以内、設備資金では最長で20年まで設定可能です。ただ期間が10年を超える場合には事前に相談したうえで可能かどうか確認しておくことが必要です。
金利は変動金利か固定金利の選択が可能、固定金利の場合は最長10年間で以後は変動金利に変更されます。担保・保証人に関しては直接問い合わせが必要、なお設備資金として使用する場合には原則として担保が必要になります。
そのほかの資金繰りに役立つ手段としては長期間の資金調達に役立つ「固定長期融資ファンド」。最高2億円の融資を設備投資で10年まで利用できます。ほかには安心感が魅力の「生保付長期事業ローン」などもあります。
事業向けサービス
事業向けサービスではこれから創業を検討している事業者や積極的な成長を目指す企業に向けたサポートが充実しています。操業に関する相談はもちろん、「ベンチャーサポート」「6次産業化サポート」「産学連携サポート」などのサービスが魅力です。また販路拡大・新規取引先の獲得をサポートする「京銀ビジネスマッチングサービス」などもあります。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
[ビジネスローンはパッケージ]
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