運転資金借入※ 滋賀県近江八幡市に本店を置く滋賀中央金庫は、2004年に彦根信用金庫と近江八幡信用金庫の合併によって誕生した信用金庫です。歴史そのものは彦根信用金庫が100年以上の歴史を持っていますが、現在の経営状況になってからは比較的日が浅いことになります。特徴としては合併前の2つの信用金庫の影響で、近江八幡市の本店に加えて彦根市に本部を置いている点です。その分営業エリアが広く、事業資金融資も利用しやすい面があります。
あきんどスルーローン
そんな滋賀中央信用金庫のビジネスローンの中でもスピーディーな対応で評判なのが「あきんどスルーローン」。中小企業や個人事業主では、資金繰りの都合ですぐにでも資金を確保しなければならないといった難しい状況に陥ってしまいがちですが、そんなときに役立つローンです。当金庫の会員、または会員になる資格を有し、営業エリア内で決算を2期以上終えている法人・個人事業主が対象です。
融資額は1000万円以内、ただし運転資金として利用する場合には直近の決算平均月商の2カ月以内に制限されます。用途は運転資金・設備資金ですが開業資金は対象外です。
融資期間は運転資金では5年以内、設備資金では7年以内。金利は2.5~8.0パーセントまでの変動金利で、詳細な審査とスコアリングによって決定されます。担保は不要、保証人は法人が代表者1名、個人事業主は配偶者または事業継承者1名です。
ポイントとしては商工会議所・商工会の提携ローンを利用する、顧問税理士の紹介を受けた場合にはそれぞれ金利が0.5パーセント優遇される点です。
しがちゅうしん創業さボート資金「未来」
「あきんどスルーローン」は創業資金が対象外となっていましたが、その資金調達には別途に事業資金融資が用意されています。それがこの「未来」で、新たな創業する、もしくは創業して2年以内の法人・個人事業主が対象となります。
融資額は2000万円以内、うち運転資金としての利用は1000万円までとなります。用途は創業や創業後に必要な運転資金・設備資金。融資期間は手形貸付の形で利用した場合は1年以内、証書貸付で利用した場合には運転資金が7年以内、設備資金が15年以内です。こちらはいずれも1年以内の据え置き期間が含まれています。
金利に関しては手形貸付で1000万円未満なら年1.80パーセントの固定金利が適用、それ以外では変動金利が導入されています。なお、一部の条件をクリアすると年0.3パーセントの優遇措置を受ける制度もあるので詳細を確認しておきましょう。
そのほかのビジネスローン
もうひとつ、滋賀県の医師協同組合の会員向けの融資制度として「ドクタープラチナム」もあります。こちらは医療機関の開業・経営に限定される商品ですが、該当する場合には検討してみる価値は十分にありそうです。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.04~05前後)の情報のため、
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