運転資金借入※ 大分信用金庫は1922年創業、大分県大分市に本店を置いて事業を行っている信用金庫です。
これまで合併はありませんが、2000年代に入ってから2002年に臼杵信用金庫より、さらに同じ2002年に佐伯信用金庫よりも事業のすべてを譲り受ける形で事業の拡大が行われています。
現在では本店を置く大分市をメインにしつつ別府市や津久見市、臼杵市など大分県の広い範囲を営業エリアとしています。その分ビジネスローンも活用しやすい環境と言えるでしょう。
目次
創業応援ローン
大分信用金庫では事業資金融資はそれほど積極的な商品展開を行っているわけではありませんが、これから事業をはじめようと検討している法人・個人を対象にした「創業応援ローン」を取り扱っています。
この商品ではこれから創業するだけでなく、創業から3年以内の法人・個人事業主も利用可能となっているのが特徴です。
用途は創業、もしくは新規事業を始めるために必要になる運転資金、事業資金で、融資額は1000万円以内です。
融資期間は用途によって異なり、運転資金が7年以内、設備資金だと10年以内(こちらは1年円以内の据え置き期間の設定が可能)となっています。
創業の場合設備投資を回収するのに時間がかかるケースが多いだけに、10年という設定は多くの事業者にとってありがたいものなるでしょう。
この事業資金融資のひとつのポイントとなるのが金利です。
利用から1年間は年1.0パーセントの固定金利となっており、資金繰りが厳しい中でも無理なく返済していくことができます。
2年目以降も固定金利が適用されるのですが、自己資金をどれだけ用意できるかによって金利に差が出てきます。
自己資金を2分の1以上用意できる場合には年1.8パーセント、3分の1以上用意できる場合には2.8パーセント、3分の1未満の場合には3.8パーセントです。
自己資金を用意できるほど有利な環境で利用できるので、この部分は事前に検討しておくべきでしょう。
なお、各市町村の創業事業計画における証明書などの発行を受けた上で創業する場合には、2年目以降に0.2パーセントの優遇措置を受けることも可能です。
担保は原則不要ですが、審査の結果によって必要になることもあります。保証人は法人が代表者、個人事業主は原則不要、ただしこちらも審査次第で必要です。
環境保全サポートローン
もうひとつは用途が限定されますが、太陽光発電や空気清浄機、ハイブリッド車など環境保全にかかる費用を融資するビジネスローンもあります。
こちらは1000万円以内で融資期間は7年以内。担保、保証人ともに審査の結果から判断されます。
その他の事業向けサービス
大分信用金庫では事業者の資金繰りをサポートするべく地域密着型金融の推進を積極的に行っており、緊急保証による公的保証制度の推進、金融円滑化相談窓口の設置など、資金繰りに困ったときに利用できるサービスが揃っています。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.04~05前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
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