運転資金借入※ 東春信用金庫は愛知県小牧市に本店を置き、19店舗を展開している信用金庫です。1962年に大名古屋信用組合を吸収合併したのを契機に名古屋市全域を営業エリアに、現在では小牧市を中心に名古屋市、尾張旭市、江南市などで営業を展開しています。地元企業の支援や地域創生、さらには地域スポーツの支援など地域活動に積極的に取り組んでいる金融機関です。
ビジネスローンはないけれど
そんな東春信用金庫では、ビジネスローンと言えるような商品は用意されていません。ただし、地元企業の支援に役立つような融資は行っており、広く運転資金・設備資金を対象とした融資制度が設けられています。一般的なビジネスローンのようにあらかじめ融資限度額や融資期間が設けられている形ではなく、返済計画などをあらかじめよく話し合った上で融資を行う形になっているので、直接問い合わせたうえで詳細を設定することになります。ローンの内容によっては担保が必要になるもの、保証会社の保証を必要とするものなどもあるので、よく話し合ったうえで自分にとってもっとも理想的な事業資金融資の形を決めていくことになるでしょう。
アパートローン
かなり用途が限定されてしまいますが、不動産投資に活用する賃貸用のアパートの建築資金に利用できるアパートローンも用意されています。長期的な視点での資金調達と運営が求められる不動産投資は、ローンの利用も慎重さが必要です。このローンでもまず直接窓口で問い合わせたうえで詳細を決めていく形となります。融資額、融資期間なども相談のうえで決定していくことになるので注意しましょう。
よく相談したうえで利用しよう
このように東春信用金庫のビジネスローンは事前に情報を入手しにくく、あくまで直接問い合わせ、担当者と相談したうえで詳細を決定していく形になります。その点では少々使い勝手がよくないとも言えるわけですが、逆に言えばあらかじめ条件が決められた一般的なビジネスローンに比べて柔軟性が高く、経営状況や資金繰りに合わせて適切な融資を受けやすいともいえます。敷居が高く感じるかもしれませんが、営業地区内で事業を行っている場合には一度窓口に訪れてみてはいかがでしょうか。
なお当金庫では「とうしゅん中小企業パートナーセンター」などの相談窓口も用意しています。資金繰りに困った場合には、まず経営全体の相談窓口を利用したうえで融資が必要か、必要ならどのような形で利用すればよいのかを判断しておくのもよいかもしれません。
この相談窓口に関しては本店のみで実施されているものがあるほか、「愛知県よろず支援拠点」と連携し、各地で相談会を実施しているものもあります。この辺りの情報も含めて当金庫の公式サイトなどで情報収集を行ってみましょう。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.04~05前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
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