運転資金借入※ 資金繰りに役立つ足利銀行の事業資金融資本文足利銀行は足利ホールディングスを親会社としている地方銀行で、足利という名称がついていますが本店は栃木県宇都宮市に置かれています。また常陽銀行と株式交換を行うことで経営統合を実施しています。店舗数は153店(2018年4月現在)。栃木県内のほぼ全域を営業エリアにおいており、中小向けの融資において県内で圧倒的な強さを誇っている銀行でもあります。事業者が資金繰りを検討する際には見逃すことは決してできないでしょう。
スピードライン
足利銀行ではさまざまな事業資金融資を用意しており、その中でも中小企業・個人事業主に向いているのがこの「スピードライン」です。業歴2年以上かつ決算2期以上の中小企業・個人事業主を対象としたもので、融資額は1億円以内とかなり大口になっているのが特徴です。しかも名称の通り審査機関を短縮することでスピーディーな融資を可能にしているのが大きな特徴です。
用途は不動産取得資金を除く運転資金・設備資金。融資期間は5年以内。保証人・担保は審査の結果判断されますが、第三者保証は不要です。
あしぎんニュービジネス支援資金
これから創業や事業転換・多角化を検討している事業者の資金繰りをサポートするのがこの商品です。創業から5年以内の「創業期」、あらたな事業展開展開や多角化を検討している「第二創業期」にある事業者が利用可能です。
融資額は3000万円まで、用途は創業のために必要な事業資金。融資期間が15年以内とかなり長めに設定されており、設備資金などどうしても資金を回収するのに時間がかかる場合に役立つでしょう。しかも金利は固定金利のみ、計画的に返済ができる環境での利用が可能です。具体的な金利は融資期間が5年以内が1.500パーセント、10年以内では1.800パーセント、15年以内が2.00パーセント。ただし女性、若年、シニアの創業など一部条件を満たすことで0.300パーセントの金利の優遇を受けることも可能です。担保・保証人は1000万円までは不要、それ以上は審査の結果判断されます。
そのほかの事業向けサービス
ほかには資金調達も含めた経営上のさまざまな悩みに応えてくれる相談サービス「あしぎんビジネスセンター」が用意されており、資金調達を必要としている際にまず相談してみるとよい解決策を見つけやすくなるでしょう。さらに事業を効率化させる際に約だサービスとして「入金照合サービス」「代金回収サービス」「EBサービス」「でんさいネットサービス」などが用意されています。
経営のサポートするためのサービスも取り揃えられており、「M&Aの支援」「ベンチャー支援事業」など思い切った経営を考えている事業者に役立つものもあります。ほか「貿易・投資相談」「確定拠出年金」などもチェックしておきたいところでしょう。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.05~06前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
[ビジネスローンはパッケージ]
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