運転資金借入※ 瀧野川信用金庫は東京都北区に本店を置き東京都のみならず埼玉県にも進出している信用金庫です。創業は1939年。80年近くの歴史を重ねています。1967年に埼玉県に進出したのをきっかけに営業エリアを拡大しており、現在では北区を中心に足立区、板橋区、荒川区、文京区と東京都の北東部、さらに埼玉県川口市、草加市、戸田市、蕨市に視点を展開しています。特筆すべきは本店がある北区よりも足立区、川口市のほうが支店数が多い(それぞれ8店舗)点で、埼玉県に事業所、住居を置いている事業所にとってもビジネスローンを利用する選択肢として重要な存在となっています。
企業家支援資金
「企業化支援資金」は瀧野川信用金庫では新たに事業を立ち上げる事業者を対象にした融資制度です。以下の条件で利用が可能です。
・事業を営んでいない個人が新たな事業を始める場合、または創業から1年未満であること
・北区内に住所および主たる事業所があること
・前年度の個人住民税を完納していること
・保証協会の保証対象業種であること
・開業前の場合には自己資金が開業資金の2分の1程度あること
このうちでは開業するビジネスが保証協会の保証対象となっているかが鍵となりそうです。気になる場合にはまず問い合わせてみるとよいでしょう。
融資限度額は1000万円まで。ただし特定創業支援事業に認定された場合には1500万円まで。用途は運転資金と設備資金、併用も可能で融資期間はどちらも共通で5年以内となっています。
もっと大きな特徴となっているのが金利です。通常金利が年1.8パーセント以内に設定されているうえにそのうち1.5パーセントは北区が負担、さらに残りは当金庫が負担するかたちになるので実質金利はゼロ。ですから金利の負担を心配することなく資金調達に利用できるのです。開業後の資金状況が不透明になりやすい新規開業の際にこれほど役立つ事業資金融資はないのではないでしょうか。
こちらは北区との連携によって用意された融資制度ですが、同じような内容で足立区との連携で用意されている「足立区創業資金」という制度もあります。こちらも金利は実質ゼロパーセント。利用条件などの詳細が企業家支援資金とは異なる部分があるので足立区で開業を検討している方は詳細を確認してみるとよいでしょう。
信用保証協会の融資
もうひとつ、東京信用保証協会と埼玉信用保証協会による保証融資も利用が可能です。こちらは日常の資金繰りなど事業の安定・発展に必要な資金の調達に利用できる融資制度なので幅広い事業者が対象となります。詳細は各営業店で案内が行われているので問い合わせが必要です。
このように当金庫では創業支援にかかわるビジネスローンの充実が目立ちます。これから新たに事業を始めたい、もっと資金を調達したいと考えている方に向いている金融機関といえるでしょう。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.04~05前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
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