運転資金借入※ 愛知県一宮市に本店のある尾西信用金庫は1951年創業し、一宮市を中心に稲沢市、江南市、名古屋市、羽鳥市、清洲市などを営業エリアとしています。店舗数は24店舗で、店舗を設置していないエリアも広く営業エリアとしているので、ビジネスローンを利用する際にも利用しやすいでしょう。地域経済の円滑化や中小企業の経営支援などを積極的に行っています。
ビジネスローンはないけれど…
そんな尾西信用金庫では事業資金融資として用意されている金融商品はありません。この信用金庫のローンは原則として個人利用のみです。フリーローンもありますが事業性資金には利用できないと考えたほうがよいでしょう。
ただしビジネスローンがないからといって企業の資金繰りに利用できる融資制度がないというわけでは決してありません。先述したように地域経済や中小企業の経営支援に力を注いでおり、ケースバイケースに応じて資金の融資も行っています。ビジネスローンのようにあらかじめ融資金額や融資期間が定められた金融商品ではなく、相談を行ったうえで他の金融機関や支援機構などとも連携したうえで融資が行われている形となります。その分融通が利き、よりシチュエーションに合った資金調達ができる環境ともいえるでしょう。
具体的な取り組み
では事業資金融資も含めてどのような支援体制が用意されているのか?たとえば中小企業の支援では中小企業再生支援協議会をはじめとした専門機関と連携したうえで経営の安定化や改善、再生などに必要なアプローチをよく検討したうえでの融資・支援を行っています。「資金繰りが厳しいからこれくらいの資金を借りたい」ではなく、その資金繰りが厳しい状況をどう改善できるのか、安定して資金を確保できるような状況にできるのかまで踏み込んだ上で支援を行っているのです。
また創業や新事業への展開の支援も積極的に行っています。こちらは当信用金庫だけでなく地域需要型企業創業補助金や日本政策金融公庫、地域の商工会議所などとも連携したうえで必要な資金を融資し、充実した支援体制を目指しています。
まずは相談を
このように、尾西信用金庫ではビジネスローンを用意する代わりに、直接の話し合いを通したさまざまな支援制度や融資を行っています。とくに中小企業に関しては「中小企業支援センター」を設置し、充実したサポート環境を整えています。当信用金庫の営業エリア内で経営状況の悪化や不安定化に悩んでいる事業者はローンだけにこだわらず、まずは一度窓口に相談に訪れてみてはいかがでしょうか。専門家や第三者の視点から経営状況をチェックしてもらうことで、自分では見えてこなかった選択肢なども見えてくることでしょう。定期訪問などのフォローアップも行われているので、資金調達だけでなく長い視野で支援を受けられるのも魅力です。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.04~05前後)の情報のため、
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