運転資金借入※ 西京信用金庫は創業は1918年。2018年で創業100周年を迎えた信用金庫です。本店は東京都新宿区にあります。1992年には大同信用金庫と共栄信用金庫が合併することで現在の名称に変更、さらに2002年には破綻した都民信用組合、東京食品信用組合から店舗を一部譲り受けています。東京都がおもな営業エリアですが、埼玉県の一部にも進出しているので埼玉県で事業を行っている方もビジネスローンの利用の選択肢に加えることができるでしょう。店舗数は34店(2018年3月現在)。
企業活性化支援資金「サポート」
この西京信用金庫が用意している事業資金融資の基本といえるのが「サポート」です。その名称からも窺えるように事業者の資金力を強化し、ビジネス展開を活性化させるための資金を提供する制度です。利用条件は以下の2点です。
・当金庫の営業区域内で2年以上にわたって同一事業を継続していること
・当金庫と融資の取引がある法人・個人事業主
利用時点で当信用金庫との取引があることが前提条件となります。
融資金額は1000万円でさらに月商の範囲内。用途は運転資金に限定されています。融資期間は3年以内。担保は原則不要、保証人は法人が原則代表者、ただし代表者の年齢が70歳を超える場合には事業継承者か配偶者が代わりになる必要があります。個人事業主は事業継承者または配偶者です。
創業支援特別資金「スタート」
こちらは創業に必要な資金をサポートするための事業資金融資です。利用するための条件は以下の通りです。
・当金庫の営業区域内で新たな事業を6ヵ月以内に開始すること
・当金庫の営業区域内で事業を開始してから3年以内の法人・個人事業主であること
融資限度額は500万円以内。用途は運転・設備資金両方。融資期間は用途によって異なっており、運転資金だと5年以内、設備資金だと7年以内です。担保は必要に応じて請求、保証人は「サポート」と共通しています。
そのほかの事業資金融資
これら広く事業者の資金繰りに活用できる融資制度に加えて少々特殊なケースでして「アスベスト除去支援融資」という制度も西京信用金庫では取り扱っています。事業所・店舗はもちろん、住宅や共同住宅などの建造物に使用されているアスベストを除去するために必要となる資金を融資するものです。肺がんをはじめさまざまな健康被害の原因となり、多くの労働者の健康を脅かしてきたアスベストを排除するための応援宣言ローンと位置づけられています。このアスベスト除去は中小の企業にとっては事業面でのメリットが得られない一方で多大な資金的な負担となる厄介な部分があるだけに、この制度は対策の心強い味方となってくれるでしょう。このローンの具体的な内容に関しては直接窓口で問い合わせてみましょう。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.04~05前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
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