運転資金借入※ 大分銀行で資金繰りに利用できる事業資金融資は?本文大分銀行は大分県大分市に本店を置き、県内のほぼ全域を営業エリアとしている地方銀行です。県外への進出も積極的で福岡県や宮崎県、熊本県など九州エリアだけでなく東京や大阪にも支店を展開しています。店舗数は102店(2018年4月現在)。
ビジネスオーナーローン
大分銀行ではビジネスローンや事業資金融資といえる商品の数は少なく、資金融資に関しては個別対応をメインとしているのが大きな特徴です。そんななか、簡単に申しこむことができて利用しやすいのがこの「ビジネスオーナーローン」です。これは個人事業主か法人の役員が利用可能なフリーローンの一種、そのため事業性資金での利用はもちろん、一般的な消費用の資金としても利用可能です。小規模経営者は資金繰りの悪化がそのまま生活の悪化にも結びつきやすいだけに使い勝手のよいローンといえるでしょう。利用の際には申し込み時の年齢が満20歳以上で完済時に満76歳未満であることが求められます。
融資額は300万円以内。用途は先述したように特に指定はなく、実質自由ととらえてよいでしょう。融資期間は6ヵ月以上7年以内。金利は年5.8パーセント、9.8パーセント、13.8パーセントのいずれかから審査の結果選択されます。株式会社クレディセゾンの保証付で保証人・担保ともに原則不要です。
ほかの事業資金融資
このビジネスオーナーローンのようにあらかじめ詳細が決まっている商品はほかになく、あとは直接相談したうえで最適な融資・資金調達の手段を決めていく形となります。証書貸付や手形割引といった一般的な融資はもちろんのこと、県・市町村が扱っている各種制度なども選択肢に加えたうえで決定されることになります。条件を満たせれば社債の発行による大口の資金調達も可能になるので、気になる場合には直接問い合わせてみるとよいでしょう。大分銀行が幹事になったうえで複数の金融機関と連携した資金を融資するシンジゲートローンなどもあります。
なお、事業資金融資とはやや異なりますが、大分ベンチャーキャピタルが無限責任組合員となって管理しているファンドを活用した新株発行などの資金調達なども可能です。
事業向けサービス
そのほかの事業向けサービスでは経営全般に関するアドバイスやコンサルティングを行う「経営相談」、相続や事業の継承をサポートする「相続・事業承継」、操業に関するさまざまなサポートを行う「創業支援・ニュービジネス支援・株式公開支援」など、経営の関するさまざまな問題をサポートするサービスが充実しています。こうした点からも、直接窓口に相談して資金調達から経営の安定化まで、もっとも理想的なサービスを探していく姿勢が必要となるでしょう。
[ビジネスローンはパッケージ]
記事番号 | 58 |
---|