運転資金借入※ 道南うみ街信用金庫は北海道檜山郡に本店がある信用金庫です。この名称になってからはまだ歴史が浅く、2017年1月に江差信用金庫が函館信用金庫と合併することで発足しました。
ですからまだ新しい信用金庫である一方、前身となる信用金庫の実績を引き継ぐ形で営業が行われています。
営業エリアのメインは江差信用金庫の檜山振興局管内、加えて渡島総合振興局の一部なども含まれています。
目次
中小企業総合振興資金融資制度
この道南うみ街信用金庫では中小企業を対象とした非常に幅広い事業資金融資を用意しています。
経営状況が厳しい、あるいは資金調達の手段が限られている企業を対象に融資を受けやすい環境になっているものも多く、資金繰りが厳しいときに役立ちます。
また用途や業種に合わせて多くの融資制度を取り揃えており、それらを総称して「中小企業総合振興資金融資制度」として扱われています。北海道や自治体が用意している融資制度を扱っているのも特徴です。
代表的なところでは経営が厳しい状況に追い込まれた中小企業の再生を目的とした「中小企業再生支援資金」です。
経営の安定化を目的として融資する「経営安定化資金」などがあります。
この経営安定化資金に関しては一般貸付のほか小規模企業貸付、小口事業貸付、セーフティネット貸付などの種類があります。
それほど多額の融資は必要なく、当座の資金繰りをなんとかしたいといった場合に役立つでしょう。
他には「事業活性化資金」たあり、こちらは創業貸付、ステップアップ貸付、ブリッジ貸付(短期)、事業革新貸付など、意欲的なビジネス展開を目指している企業を対象に融資を行っているのが特徴です。
新規事業の立ち上げや事業拡大のための設備投資の資金を必要としている場合に役立つでしょう。
その他にも、「産業振興資金」として企業立地貸付、観光振興貸付、「経済対策特別資金」として建設業等新分野進出特別貸付などの制度も用意されています。
これらは利用できる業種が限られてくる面もあるので事前の情報収集が欠かせないでしょう。
幅広い融資制度も
これらの事業資金融資に加えて割引手形、手形貸付、証書貸付、当座貸越、債務保証といった事業の発展に役立つ融資制度も幅広く用意されています。
後は日本政策金融公庫、住宅金融支援機構、信金中央金庫、福祉医療機構が扱っている融資制度の代理貸付もあります。
「新生ほっかいどう資金」のクイック融資(短期・長期)、ワイド融資なども見逃せません。
際立った特徴があるビジネスローンが用意されているわけではありませんが、用途や目的にあわせて適した融資を選ぶことができるのが道南うみ街信用金庫の特徴です。
営業エリア内で事業を行っている中小企業にとっては心強い資金調達の選択肢となってくれるのではないでしょうか。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.04~05前後)の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
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