運転資金借入※ 「地域と共に歩む」を合言葉として金融サービスを展開しているのが「新宮信用金庫」です。和歌山県の新宮市を中心として、和歌山県の各市町村および隣接する奈良県や三重県でもサービスを提供しています。信用金庫のシンボルマークには「新宮」と「信用」の頭文字である「S」が用いられており、地元の発展をサポートしたいという強い思いが込められています。新宮信用金庫では、地域ファンドと提携することによって、創業を目指している人向けの事業者資金融資サービスを充実させています。
■「夢つながりローン」
「夢つながりローン」は、創業してから2年以内の事業主を対象とした事業資金融資プランです。融資金額は500万円が上限となっており、事業資金と設備投資のどちらにも活用することが可能です。ただし、申し込み者の事業内容が日本政策金融公庫の指定している事業一覧に含まれている事が前提となります。融資期間は事業資金の場合が最大5年間、設備投資の場合は最大7年間と定められています。返済の方法は、元金もしくは元利の均等分割返済となっています。ただし、1年間の元金据え置きが可能なので、「起業したばかりで資金繰りに苦労している」という事業者にとっては大変利用しやすいプランと言えるでしょう。
夢つながりローンの魅力は「担保の設定が原則として不要であること」です。そのため、不動産などを所有していない事業主でも申し込みがしやすいわけです。加えて、「連帯保証人として配偶者を指定することが可能」というメリットもあります。和歌山県内において起業を考えている人で、「事業が軌道に乗るまでの運転資金を確保したい」と考えているなら、このプランに関する詳細な説明を求めると良いでしょう。
■「わかやま地域活性化ファンド」
新宮信用金庫が投資ファンドである紀陽リース・キャピタルなどと提携して運営しているのが「わかやま地域活性化ファンド」です。総額10億円を誇るこのファンドでは、和歌山県の地域活性化を目指しており、主に観光産業へ携わっている事業者向けに融資を行なっています。融資金額の上限は公開されておらず、具体的な融資額や貸付期間などはファンドによる事業計画書の審査などを経て決定される、ということが明らかとなっています。事業者は融資を受けるだけでなく、業績を伸ばすための具体的なアドバイスを受けることができる、という点がメリットです。
■その他の事業者向けサービス
新宮信用金庫では、日本政策金融公庫と連携した事業主への融資も行なっており、最大で7,200万円までの借入が可能です。このプランは固定金利型で、運転資金なら5年以内、設備投資なら15年以内に返済をする必要があります。条件によっては担保や保証人が不要となる場合もあるので大変便利です。
このページの金利や限度額は記事執筆時(2018.04~05前後)の情報のため、
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