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フィンテックとは?トランザクションレンディングやオンライン融資など

リクルートPartnersローンの融資借入 金利と審査内容 レンディング

リクルートpartnersローンというのは、じゃらんを運営するリクルートの子会社のリクルートファイナンスパートナーズが、じゃらんnetを利用する一部の法人(旅館業)に対して融資を行うサービスです。

資金繰ラウンジ運営者 こくもち
リクルートpartnersローンはどのような融資内容 審査基準になるのでしょうか?

目次

partnersローンの商品概要

商品概要

融資限度額 10万円~1500万円
金利 2.0%~14.9%
融資形態 極度型または証書型
返済期間 (極度型)72回、(証書型)6ヶ月
申込条件 じゃらんnetに加盟する一部の法人のみ

partnersローンは証書貸付と極度型の2つの融資形態が選択できるという点が特徴です。

また、自社から申し込みはできず、じゃらんnetに加盟する法人に融資の招待が届くインビテーション性となっており、この点は、楽天のトランザクションレンディングである楽天スーパービジネスローンエクスプレスと同じです。

返済方法

partnersローンの返済は毎月1回の口座振替による返済です。

楽天やAmazonなどのトランザクションレンディングのように、売上からの源泉徴収は行いません。

必要書類

partnersローンの契約に必要な書類は運転免許証のみです。

決算書、資金繰り表等の銀行融資では当たり前に必要になる書類は一切不要です。

 

partnersローンの特徴

partnersローンは旅館業に特化したトランザクションレンディングです。

他のトランザクションレンディングや銀行融資と比較して特徴の多いローンで、主に以下の6点を特徴として挙げることができます。

銀行では旅館は融資を受けにくい

最初に特徴として挙げることができる点は partnersローンは旅館業を融資対象としているという点です。

じゃらんは旅館やホテルの予約サービスです。

このため、融資対象はこのような旅館業のみとなるのですが、銀行では旅館業はあらゆる業種の中で最も運転資金の融資を受けることが難しい業種です。

なぜなら、旅館業は大きな仕入れもなく、日々の宿泊料金も日銭として入ってくるため、支払いのタイミングと入金のタイミングのズレである資金ギャップが生じない業種であるためです。

本来であれば運転資金の借入の必要がない業種なのです。

カネトシ氏:銀行勤務の経験者
私も銀行員になったばかりの研修で
「旅館に営業に行っても運転資金の相談には慎重になったほうがいい」と教えられました。

partnersローンはこのような旅館業を対象として運転資金の融資を行っているため、その存在そのものが特徴的であると言えるでしょう。

招待制

partnersローンは招待制です。

日々のじゃらん内での売上のデータなどから、リクルートファイナンスパートナーズが融資してもよいと判断した法人のみ招待が届くことになっています。

じゃらんを利用している旅館業であれば全て申し込むことができるわけではないので注意してください。

2つの融資形態

partnersローンは以下の2つの融資形態から選択することが可能になっています。
①融資期間6ヶ月以内の証書貸付
②契約期間6年以内の極度型貸付

広告費や繁忙期前に一括仕入れなどを行う場合には証書貸付を利用し、毎月の資金繰りを少しずつ楽にしたい場合や、軽微な設備投資を行う場合には極度型を利用するなどというように使い分けることができます。

他社のトランザクションレンディングでは、融資形態は証書貸付と極度型のどちらか一方となっていますので、この点はpartnersローンだけの特徴と言えるでしょう。

法人限定

partnersローンを利用できるのは法人だけです。

ある程度の規模がある旅館やホテルを融資対象としており、個人事業主で小規模の融資が必要な旅館やホテルは融資の対象とはしていません。

代表者保証不要

partnersローンは法人限定の融資ですが、代表者の保証が必要ありません。

銀行では法人融資の際には代表者の保証をつけることが当たり前ですし、トランザクションレンディングでも法人へ融資をする際には代表者保証をつけることがあります。

※参考:中小企業経営者の個人保証はハズせない?融資の経営者保証に関するガイドラインとは?

しかし、最初から「代表者保証不要」と堂々と謳っているのはpartnersローンの大きな特徴であると言えます。

最短当日融資

partnersローンは最短で申込日当日に融資が実行されます。
また、申し込み後すぐに融資額がわかります。

後述しますが、partnersローンは招待制ですので、招待が来ている段階で審査は終了していると言えます。

これは、審査機関が日々の経営活動の中から企業の分析を行うことができるトランザクション レンディングの最大の強みと言えます。

審査は申し込み前ですでに終わっているため、借主が「借りる」という意思表示をすれば融資限度額をすぐに教えてくれ、契約手続き完了後にすぐに融資実行に移れるという流れになるのです。

申し込みがあってから企業の内容を把握し、その後案件審査を行うという銀行の融資とは180度違いがあります。

また、最短当日融資というのは他のトランザクションレンディングと比較してもメリットがあります。

Amazonレンディングが最短5営業日、楽天スーパービジネスローンエクスプレスが最短翌日融資です。

 

partnersローンの審査

銀行ローンはもちろん、他のトランザクションレンディングと比較しても大きな特徴が多数あるpartnersローンの審査はどのように行われるのでしょうか?

じゃらんnetのデータで日々行われている

partnersローンは招待制です。
このため、日々のじゃらんnetでの予約や宿泊の状況、口コミなどで加盟店を評価し、「融資をしても返済には問題ない」とリクルートが判断した企業しか融資の招待は届きません。

じゃらんで蓄積したデータをもとに独自の企業評価を行い、「返済可能か」「いくらまで融資可能か」と言ったことを判断しているのです。

決算書類で審査は行わない

partnersローンは決算書類の提出などは一切行いません。
じゃらん内部に蓄積している決算データをもとに審査を行うためです。

銀行やノンバンクのビジネスローンでは決算書や資金繰表が必ず必要になることとと比較して大きなメリットです。

partnersローンはじゃらん内の情報だけをもとに審査を行い、銀行が行っているような過去の実績に基づく審査や、財務状態に対する審査は行わないのです。

書類提出不要・来店不要

partnersローンで提出の必要がある書類は運転免許証などの本人確認書類だけです。

その他の書類の提出は不要、もちろん来店も不要、契約もWEB上で完結します。

 

partnersローンのメリット

partnersローンのメリットは「旅館業を対象とした運転資金の融資を行う」「融資までの時間が圧倒的に早い」という2つの大きなメリットがあります。

運転資金の融資を旅館業が受けられる

先ほども述べたように、宿泊代金が現金入金になる旅館業は運転資金の融資を受けることが最も難しい業種のうちの1つです。

短期的に運転資金が枯渇するような場合でも、旅館業が銀行の運転資金融資を受けることは困難です。

しかし、partnersローンはこの旅館業だけを対象にしたトランザクションレンディングですので、その存在そのものが旅館業にとってはメリットです。

最短当日で資金調達可能

partnersローンは最短当日で融資を受けることができます。

銀行融資で早くて1週間、その他のトランザクションレンディングでも早くて翌日、平均的には5営業日というのが一般的です。

翌日に融資を受けることができるというのはpartnersローンの圧倒的なメリットと言えます。

 

partnersローンのデメリット

partnersローンのデメリットはリクルートファイナンスパートナーズが貸金業者であるため「金利が高い」「銀行評価が悪くなる」などという3つのデメリットがあります。

金利が高い

partnersローンの金利は2.0%~14.9%です。

最高金14.9%というのは銀行金利よりも高いことはもちろん、他のトランザクションレンディングの金利よりも高い金利です。

代表者保証不要、最短当日融資というメリットがある反面、金利が高いという点がデメリットです。

しかし、借入期間6ヶ月以内の証書貸付で融資を受ける場合には短期間の借入であるため、利息負担は長期資金で借りる場合とそれほど変わらないでしょう。

貸金業者からの借入になる

partnersローンを扱う、リクルートファイナンスパートナーズという会社はリクルート傘下の貸金業者です。
決算書には貸金業者からの借入であることが記録されてしまいます。

銀行に借入がある会社は、毎年決算書を銀行へ提出していることと思いますが、この際に銀行に貸金業者からの借入があることを知られてしまうこととなります。

銀行は貸金業者からの借入がある企業をマイナス目線で見て、企業の格付けを落としてしまうこともあります。

partnersローンを借りると銀行の自社に対する評価がマイナスになってしまう可能性があるという点もpartnersローンを利用するデメリットです。

無理な借入が収益を圧迫することも

銀行がなぜ旅館業に運転資金の融資を行わないかと言えば、業況が順調である限りは運転資金の融資は必要ないためです。

そのため、大型の設備投資を行い、増加運転資金が必要になった場合以外は運転資金の融資は基本的には行わないのです。

増加運転資金が発生しないにも関わらず、運転資金の借入の必要性が生じる旅館業というのは「本業で営業赤字となっている会社」です。

本業で営業赤字となっている会社は融資を受けることが難しくなります。
しかし、partnersローンは本来運転資金の必要がない業種に運転資金の融資を行っています。

このため、いくらリクルートフィナンシャルから融資の提案があったからと言って気軽にお金を借りてしまったら、本来順調に推移していた会社の資金繰りが返済によって圧迫される可能性が生じます。

partnersローンの借入計画はくれぐれも慎重に行い、増加運転資金の必要が生じたときか、つなぎ資金の場面に利用し、極度型で長期的に借入をすることはあまりおすすめできません。

 

まとめ

partnersローンはじゃらんを運営するリクルート傘下のリクルートフィナンシャルパートナーズという貸金業者がじゃらんnet加盟店限定に融資を行うトランザクションレンディングです。

申し込みはできず、リクルートから招待が届いた会社のみが借入を行うことができます。

最短即日融資、代表者保証不要というメリットがあり、緊急の資金繰りの際には強い味方となります。

また、銀行から運転資金の融資を受けることが難しい旅館業が融資を受けることができる選択肢の1つとしてもかなり重宝します。

審査も財務状況ではなく、じゃらん内部の売り上げデータをもとに行うため、銀行から融資を受けることができない企業でも融資を受けることができる可能性が残されています。

しかし、金利が高いという点と、借りすぎると返済金によって会社の資金繰りが圧迫されるというデメリットがあるため、くれぐれも借りすぎには注意しましょう。

急ぎの資金繰りに使える<安全安心な会社>特集

AGビジネスサポート

ノンバンクというとピンからキリまでありますが、AGビジネスサポートは東証一部上場アイフルのグループ会社なので安心感あり。

※元々アイフルのグループ会社であったアイフルビジネスファイナンスが、2023年2月25日にに「AGビジネスサポート」と社名を変更しました。
参考:https://www.ir-aiful.com/data/current/nr20221226.pdfpdf

1,000万円の枠で最短翌日融資も可能なのが1番の強み。

 

実質年率 限度額 担保・保証人
年3.10%~18.0%
1,000万円
不要

AGビジネスサポートの特集ページ  >> 続きを読む

AGビジネスサポートが資金繰りに安心して使える理由5点

  1. 最短で翌日融資
    (申込時間帯などによっては対応できない場合も)
  2. 無担保・無保証で、手数料も一切不要
  3. 申し込みから契約まで原則来店不要
  4. 限度額1,000万円で、資金使途は事業資金の範囲内なら自由
  5. 東証一部上場アイフルのグループ会社という安心感

※ただしノンバンクから借入すると銀行や信用金庫といった金融機関はどのように見るかということは、経営者・事業主として理解しておく必要があります。
【参考に】↓
急ぎの資金繰りでノンバンクから借入した事業者を信用金庫や銀行はどう見る?
金融機関との融資取引継続のためにすべきことは?

\ 最短翌日融資 来店不要 /

セゾンファンデックス

株式会社セゾンファンデックス(英文名称SAISON FUNDEX CO.,LTD.)は、個人・法人向け融資事業及び、不動産金融事業、リースバック事業、信用保証事業等を行う日本の消費者金融業・抵当証券業者。主力商品は、クレディセゾングループのネームバリューを活かした「不動産担保ローン」「プロジェクト融資」「リースバック」「かんたん安心ローン」等。 沿革 1984年2月 - (株)西武クレジット(現(株)クレディセゾン)等の出資により、(株)西武抵当証券として設立 1991年 2月 - (株)エースファイナンスと合併 4月 - 社名を(株)セゾンファンデックスに変更

セゾンファンデックスの特集ページ  >> 続きを読む

セゾンファンデックスの特長

1.銀行とは異なる審査基準 赤字決算、創業してから間もないなど決算内容だけでなくお客様の事業計画・返済計画・資金計画なども考慮し、独自の審査基準で銀行で対応が難しいケースもご対応します。 ↓ 決算内容などに不安がある方もご相談ください

2.不動産担保力を重視 抵当権順位は問わず、住宅ローン返済中でも担保余力を最大限に評価します。 担保余力を重視した審査で銀行で対応が難しいケースもご対応します

3.全国対応 対象エリアは全国です。物件が都心から離れている、地方にあるなど銀行やその他金融機関で対応が難しい物件もご相談ください。 一部対応できないエリアがございます。ご了承ください。 対象エリアはこちら

4.ご親族の担保も可 法人・代表者に加え、そのご親族所有の不動産も、不動産所有者の方の承諾があれば担保にすることが可能です。お気軽にご相談ください。 担保提供される方は、連帯保証人としてご契約していただく場合もございますのであらかじめご了承ください。 ご親族所有の不動産も担保にすることが可能です

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他にも銀行や新興のフィンテック企業が続々とファクタリングや債権買取サービスに参入してきている最新情報はこちら(PRタイムスさん)

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