目次
商品スペック 金利と限度額
首都圏を営業基盤とした不動産担保ローン専門の会社であるアサックスの不動産担保ローンの主な商品スペックは以下のようになっています。
金利は固定金利
アサックスの金利は固定金利です。長期間の借入でも金利変動リスクを借主が負うことはないため、歴史的な低金利水準である現在においては固定金利であることはメリットです。
金利は2.98~7.80%です。
個人も利用できるため、銀行のカードローンやフリーローンと比較してメリットの大きいローンであるといえます。
また、ノンバンクの不動産担保ローンとすれば最高金利7.8%はそれほど高い金利とは言えません。
利用方法によってはコストパフォーマンスが高いといえます。
融資限度額10億円の超高額対応
アサックスの不動産担保ローンの融資限度額はなんと10億円です、
不動産担保ローンは不動産の評価額以内の融資が基本となるため、各社数億円の高額融資まで対応しています。
しかし、10億円までの融資に対応しているのは大きなメリットで、業界最高水準であるといっても過言ではありません。
最小融資額は300万円ですので、個人のリフォームやおまとめから、法人の大規模不動産投資や設備投資にも幅広く利用することが可能です。
返済方式が分割か一括かを選択可能
アサックスの不動産担保ローンは期日に一括で返済する方法と毎月分割で返済していく方法から選択することが可能です。
分割の場合は元金と利息の合計額を毎月同額となるように返済していく元利均等返済ですので、個人の方が住宅ローンやアパートローンとして利用することにはメリットがあります。
しかし、利息と元金を分けて会計処理を行わなければならない事業者の経理には少々面倒かもしれません。
また、一般的に元金均等返済よりも元利均等返済のほうが利息総支払額は多くなります。
融資期間最長30年
アサックスの融資期間は期日一括返済も分割返済も融資期間の最長は30年です。
期日一括の場合には利息だけ返済し、元金は期日に一括で返済していく方法です。
融資期間30年というのは、他社の不動産担保ローンと比較して長くもなく、短くもなくという期間です。
しかし、個人がフリーローンのように借りる場合には銀行では10年程度が限度ですので、圧倒的にアサックスのほうが長いことになります。
また、事業者の運転資金は銀行では5~10年、設備資金は設備の耐用年数以内というのが相場ですので、銀行ローンの代わりとして使うのであれば、最長期間30年は大きなメリットです。
期日一括返済にも対応しているため、不動産業者が分譲を行う場合や、親の介護のため親が生きている間の介護費用をねん出し、親が亡くなったら物件を売却して返済するなどの用途にも使用することが可能です。
用途は多種多様に活用できます。
資金使途自由
アサックスの不動産担保ローンは銀行融資のように特定の資金使途にしか使ってはならないという縛りは一切ありません。
個人はカードローンと同じように様々な資金使途に利用することができますし、カードローンのように事業資金には使用不可というような縛りもありません。
このため、事業者も個人も何にでも使用することができる不動産を担保としたフリーローンのようなイメージです。
事務取扱手数料あり
不動産担保ローンには融資実行時の事務取扱手数料がつきものですが、アサックスも例外なく事務手数料が発生します。
事務取扱手数料は融資額の0%~3.0%(+消費税)となっています。
利率は審査によって決定します。
他社の不動産担保ローンもほぼ同額の手数料が発生しますし、銀行の不動産担保ローンでもプロパー融資の場合には不動産担保調査手数料という費用が発生します。
不動産担保ローンは実際に現場に行き、周辺地域の状況や、公示地価や路線価などの幅広い観点から手間をかけて担保評価が必要になりますので、この費用は仕方のない部分です。
銀行でも他のノンバンクの不動産担保ローンでも必要になる費用です。
解約金あり
借入期間の途中で繰上返済を行う場合には返済元金の0%~3.0%の解約金が発生します。
この点もノンバンクの不動産担保ローンはみなかかります。
銀行融資でもプロパー融資などの場合には繰上返済手数料が発生することが多いため、仕方のない費用であると考えても差し支えありません。
銀行や他社と比較してメリットでもデメリットでもありません。
1割までは繰上返済手数料無料
アサックスの不動産担保ローンのメリットは、融資金額の1割までは繰上返済を行っても繰上返済の手数料が無料で返済できるという点です。
銀行や他社の不動産担保ローンと比較してこの点はメリットです。
不動産業者が宅地分譲の一部の区画が売却できたため一部返済を行うというような場合に活用できます。
他社ではあまりないサービスですので、この点はアサックスのメリットといえるでしょう。
アサックス不動産担保ローンの特徴
アサックスの不動産担保ローンの特徴として以下の6点を挙げることができます。
高額融資
アサックスは不動産担保ローンは10億円までの高額融資です。
銀行から10億円もの高額融資を受けるのは非常に困難に時間もかなりかかります。
目を付けていた物件が売りに出ているから、早く手に入れたいというような場合にアサックスの不動産担保ローンは高額対応ですので、ビジネスチャンスを逃す心配が少なくなります。
30年まで一括返済対応
アサックスの不動産担保融資は一括返済と分割返済に分かれていますが、その最大の特徴は一括返済であっても30年までの期限を得ることができるという点です。
利息だけ返済し、元金は最長で30年後の期日に返済することができるため、つなぎ資金どころか、時間をかけて不動産開発を行いたいという業者にも活用の幅が広がります。
また、親の介護費用を親の不動産を担保に借りたいという人は、親がたとえ長生きした場合でも、元金の返済は最大30年後ですので、返済を気にせず介護を行うことができます。
事業者も個人も利用可能
アサックスの不動産担保ローンは個人も事業者も同じ条件で利用することができる商品性となっています。
個人でも事業者でも同条件の商品性が適用されるのはノンバンクの不動産担保ローンだからこそです。銀行で個人ローンと事業性ローンが同条件で適用されることはあり得ません。
このため、銀行であれば使い道自由なローンは金利が高くなるものですが、アサックスであればどのような使い道自由であっても事業性ローンと同条件で融資を受けることができます。
1割まで繰上返済手数料無料はメリット
アサックスの不動産担保ローンは繰上返済時に解約金が発生します。
ノンバンクの不動産担保ローンでは解約金は当然ですし、銀行ローンにおいても繰上返済手数料は多くの商品で発生します。
しかし、アサックスの不動産担保ローンは1割までの繰上返済には手数料がかかりません。
まとまったお金が入ったときには繰上返済を行っても1割までは手数料無料です。
これは他の不動産担保ローンにはない特典ですのでアサックスのメリットであるといえるでしょう。
融資までの時間がとにかく早い
アサックスの融資は申込から最短3営業日で可能となっています。
これは不動産を担保としたローンとしては圧倒的に早いといえます。
銀行で不動産担保ローンに申し込んだ場合には、不動産の調査に数日~2週間程度の時間がかかり、さらに稟議に1~3週間程度かかるため、早くても2週間、長い場合には1か月程度の時間がかかることも珍しくありません。
銀行は保証会社の保証が付かないローンには銀行は時間をかけて慎重に審査を行います。
他のノンバンクでも最短5営業日程度です。この点、アサックスは最短3営業日融資と、カードローンと比較してもそこまで変わらない速度で融資を行ってくれます。
3日後に資金を用意しないと手形の不渡りが出てしまうというような超緊急時にもしっかりと対応してくれます。
銀行融資では対応できない様々な事例に対応
ノンバンクであるアサックスは、銀行融資では対応できない赤字、債務超過、債務整理直後等の銀行の審査では入口段階で弾かれてしまうような案件にも融資を行っています。
不動産担保評価が主な融資の基準となるため、銀行の審査基準である収益性や成長性という審査基準とは別の観点から審査を行ってくれます。
不動産を持っている人は銀行から融資を受けられないといって資金繰りをあきらめることなく、まずは相談してみる価値があります。
アサックス不動産担保ローンの審査
それではアサックスの不動産担保ローンの審査はどのような基準で行われるのでしょう?また、どのような属性の人でも借りることができるのでしょうか?
とにかく担保優先
アサックスの不動産担保ローンはとにかく担保評価額が審査の順位として優先されます。
銀行ローンでは、最優先する審査の順位は返済可能かどうかです。
銀行は貸しているお金が返済されないということは基本的に前提としていません。担保は万が一の場合を考えてとっておくという程度です。
しかし、アサックスの不動産担保ローンは返済されなくても不動産で返済するということを前提としていますので、一定の評価額の不動産さえ保有していれば、銀行では絶対に融資困難な人でもお金を借りることができる可能性があります。
赤字、債務超過はもちろん債務整理者も融資対象
自己破産を行った人は個人信用情報に事故情報として記録されます。いわゆるブラックという人です。
このような人は銀行はもちろん大手消費者金融からも絶対にお金を借りることはできません。
また、事業者であれば3期連続営業赤字、債務超過の会社が融資取引のない銀行から融資を受けようと思っても、ほぼ不可能です。
しかしアサックスは、このような属性でも、不動産担保などの種々の審査から回収可能であると判断できれば融資に応じてくれます。
とはいえ、銀行はこれ以上貸しても傷が膨らむだけと判断しているからこそ融資を断っているため、アサックスで融資を受けた後は自己責任となりますので注意が必要です。
銀行のように、返済支援、経営支援を行ってくれるわけではありません。
条件変更中、延滞中も申込可能
銀行から借りている融資に期限延長、元金据置などの条件変更を行っている借入がある場合や、銀行から借りている融資を延滞中であるような場合にも、銀行は新規の融資には応じてくれません。
新規融資をしても、その融資が即不良債権化する可能性があるためです。
しかし、アサックスはこのような先にも融資対象としています。
アサックスで借りた融資で銀行融資を返済すれば、その後、銀行との取引を継続できる可能性もあります。
確定申告未申告でも申込可能
個人事業主は確定申告を行っていないと、銀行から事業資金の融資を受けることは不可能です。
また、所得が事業所得しかない人は確定申告を行わないと、法的に所得がないことになりますので、収入証明書がないため個人ローンを借りることも困難です。
アサックスはそのような理由で銀行から融資を受けることが難しい人でも融資対象としています。
確定申告を行っていないがために事業に必要な資金を銀行から借りることができない人でも、アサックスであれば運転、設備資金を借りることができる可能性があります。
税金滞納中や、差し押さえ物件でも申込可能
銀行の事業資金融資では納税証明書の提出が必須ですので、税金を納めていない人は銀行から事業資金を借りることはできません。
そのため、滞納した税金支払いのための資金を銀行から借りることは困難ですし、運転資金すら借りることはできなくなってしまいます。
さらに、税金を滞納し続けると資産が差し押さえられることもあります。
アサックスは税金滞納中でも融資対象としています。また、差し押さえ物件でも担保として融資を引き受けてくれる場合もあります。
アサックスで借りたお金で税金を支払ってしまえば、差し押さえを解除できますし、納税証明書も発行できるため、銀行から新規融資を受けることもできるようにもなります。
法律基準外の物件でも申込可能
銀行が担保とする不動産は法令を遵守した物件のみです。
しかし、物件の中には容積率をオーバーして建築されたような物件も現実には存在します。
アサックスはこのような物件でも担保として取り扱い可能です。
資産はあるけど自分の資産では銀行が担保として扱ってくれないという人もアサックスであれば融資を受けることができる可能性があります。
借地上の建物でも申込可能
銀行融資において、土地の持ち主が第3者である借地上に建っている物件は担保としての価値はありません。
地主の都合によって、建物が保存できなくなる可能性があるためです。
しかし、アサックスは借地上の建物も担保として扱っています。
自宅が借地上に建っているから、リフォーム資金の借入などをあきらめていた人もアサックスであれば資金調達ができる可能性があります。
首都圏以外は利用不可
不動産担保ローンは、返済不能となったときに不動産を売却して回収に充てる見込みがあるからこそ、利用できるローンです。
このため、不動産の換金性という観点が非常に重要になります。
アサックスでは換金性の高い東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県以外の不動産は取り扱い不可能です。
アサックスの活用方法
アサックスに不動産担保ローンは以下の4つのケースで活用の方法を考えることができます。
銀行融資ができない事業者
赤字、債務超過の事業者は銀行からの融資を受けるのは非常に困難です。
しかし、アサックスはこのような業者も融資対象としています。
また、銀行融資は融資まで早くても1週間程度の時間がかかりますが、アサックスは最短3営業日融資ですので、銀行融資では対応できない急ぎの資金繰りにも対応できます。
銀行融資基準外個人
いわゆるブラックとなっている人は銀行から融資を受けるのは不可能です。
また、無担保ローンが年収の半分を超えている人も銀行からの借入は不可能です。
このような人でもアサックスは融資対象としています。
さらに、消費者金融からの借入は年収の3分の1以内までしか借りることができない総量規制という決まりがありますが、不動産担保ローンは総量規制対象外ですので、消費者金融からの新たな借入ができないという人も融資を受けることができる可能性があります。
おまとめ
不動産担保ローンは銀行のおまとめローンと比較して金利が低く、借入期間も長いというのが特徴です。
消費者金融や銀行からの多重債務に苦しんでいる人は不動産担保ローンでおまとめを行ってしまえば金利を引き下げ、期間が長いため、毎月無理のない返済額で債務の整理を行うことも可能です。
銀行の事業融資の借り換え
銀行からの事業融資の返済に困難になった場合には、銀行の対応は、期限の延長を行って毎月の返済額を少なくするか、業況が回復するまで期限の延長を行うかのどちらかです。
しかし、これらの条件変更手続きを行うと、銀行内部での格付けが下がり、その後の銀行からの借入が難しくなります。
このような場合にアサックスで借り換えを行ってしまえば銀行内部での格付けは下落しません。
また、ノンバンクの融資は銀行融資とは別枠ですので、銀行での融資枠が空くことにもなります。
アサックスで借り換えを行うことによって、その後の銀行融資にプラスにつなげることができる可能性も生じます。