目次
不動産担保ローン
ライフエステートの不動産を担保として資金使途自由な不動産担保ローンの商品スペックは以下のようになっています。
不動産担保の資金使途自由なローン
ノンバンクの不動産担保ローンは不動産を担保とすれば評価額の一定範囲内で借入ができ、資金使途自由、個人でも事業者でも利用することができるという点が特徴です。
不動産を担保とするため銀行では借入困難な個人や事業者が資金使途自由で利用することができます。また、金額も無担保融資よりも多くの金額の借入が可能です。
使い道の幅が非常に大きいのが不動産担保ローンの特徴です。
融資限度額5億円
不動産担保ローンの融資限度額は5億円まで対応しています。
使い道自由ですのでフリーローンや銀行の事業資金融資と比較すると融資限度額は圧倒的に大きいといえます。
会社の設備購入資金や、借り換えにも十分に対応できる金額となっています。
金利3.8~15.0%
金利にはかなり幅があり審査によって決定します。
返済能力が高い人、借入額よりもかなり大きな評価額の担保を提供できる人には低金利が適用される場合もありますが、銀行で借入ができないためにライフエステートに申込を行うような人であれば高金利が適用される可能性が高くなるようです。
とはいえ、銀行のカードローン並の金利設定ですので、フリーローンであると考えれば同程度の金利です。
最長30年
ノンバンクの不動産担保ローンの特徴は返済期間が長いという点にありますが、ライフエステートも例外ではありません。
ライフエステートの不動産担保ローンは最長30年まで借入可能です。銀行のフリーローンや事業者運転資金を借りるようなことを考えれば、かなり長い期間で返済を行うことができるため毎月の資金繰りは少ない負担で済みます。
返済方法自由
ライフエステートの不動産担保ローンは返済方法が期日一括返済、毎月均等返済、自由返済の中から自由な返済方法を選択することができます。
銀行のローンのように毎月返済していってもよいですし、カードローンのように自由に返済できるときに返済することも可能です。
さらに、最長30年ですので30年後の期日に一括で返済することも可能です。
親の相続財産を充てにして返済するようなことも可能ですので、この点からも資金使途は自由に広がります。
フレッシュローン
ライフエステートが他のノンバンクと異なる特徴の1つであるのがフレッシュローンの取り扱いです。
フレッシュローンとはどのような商品なのでしょうか?
不動産所有者だが担保を付けることができない人向けのローン
フレッシュローンは、不動産を所有しているものの担保を付けることができない人向けの商品となっています。
奥さんとの共有名義に抵当権をつければ奥さんの承諾が必要になってしまいます。
フレッシュローンは登記上担保設定をしないため、不動産の共有名義人に秘密で借入を行うことができます。
融資限度額1,000万円
フレッシュローンは登記上抵当権を設定しない無担保ローンです。このためライフエステートにとっても抵当権を設定したローンよりもリスクが高いといえます。
そのため融資限度額は不動産担保ローンよりも大きくすくない1,000万円までとなっています。
小規模事業者の運転資金や個人おまとめや物品購入資金に利用するのには十分な金額ですが、大きな事業者の運転資金や設備資金には少々金額的に足りないかもしれません。
金利10.8~18%
フレッシュローンの金利は10.8%~18%と消費者金融のカードローン並の高金利となっています。
不動産を保有する人しか融資を受けることはできないとはいえ、実質的には資金使途自由な無担保ローンですので金利が高いのはやむを得ないといえます。
最長10年
フレッシュローンの融資期間は最長10年となっています。
不動産担保ローンよりも融資期間は短いですが、登記上無担保という点を鑑みれば銀行フリーローンと同じくらいの期間です。
銀行フリーローンの審査に通過できない人でもライフスタイルのフレッシュローンであれば不動産さえ持っていれば融資を受けることができる可能性がありますので、期間は決して短いとは言えないでしょう。
担保設定不要
先ほどから述べているように、フレッシュローンは担保設定が不要ですので、家族などに借入を秘密にすることができるメリットがあります。
また、本人に不動産がなくても第3者の不動産で不動産の所有者の同意さえあれば借入ができる可能性があります。
ただし、あくまでも融資限度額は当該不動産の評価額までで返済ができない場合には当該不動産を処分して返済に充てることを前提としています。
銀行のフリーローンが申込者の返済能力や信用情報を審査の基準としているのに対して、ライフエステートのフレッシュローンは申込者とその同意人の不動産という資産能力を審査の基準としているという点に違いがあります。
返済方法自由
フレッシュローンの返済方法は、期日一括返済か自由返済です。
必ずしも毎月返済する必要がありません。
元金は期日までに据え置きにすることができますので使い道は広がります。
不動産競売ローン
不動産購入のための資金専用の融資である不動産競売ローンの商品スペックは以下のようになっています。
不動産購入、競売資金専用のローン
不動産の購入のみならず不動産競売資金の融資にまで対応しているのが不動産競売ローンの特徴です。
競売資金の融資には応じていない銀行も存在しますし、とにかく資金を期日までに急いで用意しなければならないのが競売ですので資金力のない業者は参入しにくいというデメリットがあります。
ノンバンクのライフエステートの不動産競売ローンであれば競売に必要な資金を速やかに用意することが可能です。
融資限度額5億円
不動産競売ローンの融資限度額は5億円までとなっています。
不動産の購入や競売のみならず、5億円までであればアパートの新築資金にも対応できる金額となっています。
銀行融資で1億円を高額借入が非常に困難であることを鑑みれば不動産競売ローンの5億円までの対応はメリットが大きいといえます。
金利3.8~9.8%
不動産競売ローンの金利は3.8~9.8%となって居ます。
ライフエステート取り扱いの商品の中では最も金利が低い設定となってはいるものの、銀行のアパートローンと比較すれば高めの金利設定となっています。
とはいえ、銀行融資を受けることができない人でも担保評価額に応じた融資を行ってくれるためこの点はやむを得ないといえるでしょう。
返済期間20年
不動産競売ローンの融資期間は20年までとなっています。
この点は銀行のアパートローンよりも短い期間です。個人がアパート建築資金を借りる場合には期間20年であれば毎月の返済がかなり重くなってしまいます。
このため、不動産競売ローンは不動産事業者が投資を行うための資金を借りることに適しているローンであるといえます。
返済方法自由
不動産競売ローンは期日一括返済、毎月均等返済、自由返済の中から自由な方法を選択することができます。
購入する物件の家賃収入から返済する人は毎月均等返済を利用することができますし、期日一括返済は投資用物件の転売を目的として使用することができます。
分譲を行う場合には区画が売れた都度返済していくという方法に使用することができ、様々な用途にあった様々な返済方法を選択することができるのが不動産競売ローンの特徴です。
購入物件の抵当権設定必須
不動産を購入するための資金ですので、購入物件に抵当権を設定する必要があります。
これは銀行でもノンバンクでも不動産を購入するためのローンでは全く同じです。
担保提供・つなぎローン
短期間のつなぎ、第3者の不動産を担保とすることができるローンです。
・第三者の不動産でも取扱可能、つなぎ資金にも利用できる
第3者の不動産を担保とすることが可能で、売却中の不動産が売却できるまでのつなぎ資金に利用することができるのが担保提供・つなぎローンの特徴です。
融資限度額1億円
担保提供・つなぎローンの融資限度額は1億円までとなっており、不動産担保ローンの5億円と比較して少ない金額です。
第3者の不動産を担保とするため、それほど高額の融資には応じていないのが担保提供・つなぎローンの特徴です。
金利3.8~15.0%
担保提供・つなぎローンの金利は3.8%~15.0%となっており、金利は審査によって決定します。
短期間の利用ですので利息負担はそれほど大きくはないでしょう。
返済期間5年
短期間のつなぎ資金を目的としているため、融資期間は短めの5年までとなっています。
とはいえ銀行のつなぎ資金の返済期間が1年以内であることを鑑みれば、資金欲しさに急いで不利な条件で融資を受けるようなことなく、最長5年かけてゆっくりと売却先を探すことができます。
資金使途自由
つなぎ資金としての利用を目的とした担保提供・つなぎローンですが、何に使用しても事業者でも個人でも利用することが可能です。
短期間の運転資金にも利用することができますので、建設業者が工事の引き当て代金の融資を受ける際や、手形の決済資金などにも利用することが可能です。
返済方法自由
こちらも返済方法は期日一括か自由返済かを選択することができます。
つなぎ資金として利用する場合、不動産が一括で売却できた場合には期日一括返済、複数の土地を少しずつ売却する場合には売れた分だけ自由に返済していくという方法を採用することができます。
ライフエステートの特徴
大きく4つの不動産関連の資金があるライフエステートですが、その特徴は以下の4点を挙げることができます。
金利は高め
ライフエステートの不動産担保ローンは他のノンバンクの不動産担保ローンと比較して金利は高めの設定となっています。
フレッシュローンでもわかるように、必ずしも現金での返済を前提としておらず、貸し倒れてしまうリスクも加味しているため、ライフエステートは金利が他社と比較して高く設定されているのです。
銀行では担保価値のない物件も取扱い可能
借地上の建物、底地等銀行では担保として取り扱われない物件もライフエステートは担保として融資に応じてくれる可能性があります。
この点はノンバンクならではの取り扱いであるといえます。
日本全国の物件の取り扱い可能
ライフエステートは日本全国の不動産を担保として取り扱ってくれます。返済ができない場合には担保不動産の処分によって回収に充てる不動産担保ローンですので首都圏の換金性の高い物件しか取り扱いを行わない業者が多数です。
しかし、ライフエステートの不動産担保ローンは換金性が見込めれば日本全国の不動産を担保とすることが可能です。
フレッシュローンには要注意
先ほど述べたように、フレッシュローンは現金での回収を充てにしていないにも関わらず担保設定が不要なローンです。また、第3者の不動産の取り扱いも可能なローンです。
返済ができなくなったときに、手持ちの不動産や資産に差し押さえが行くことや、これらの不動産に抵当権を設定される可能性もありますし、保証人に請求が行く場合もあります。
銀行の無担保ローンには保証会社がついており、保証会社が銀行へ代位弁済した後は保証会社に現金で返済していくのが基本です。
ノンバンクのフレッシュローンは同じように無担保ですが、銀行の無担保ローンとは返済が不可能になったときの扱いが根本的に異なります。
担保設定があろうがなかろうが、資産から返済を履行しなければなりませんので、この違いはしっかりと理解したうえで借入を検討してください。