資金繰りに役立つ八千代銀行(きらぼし銀行)の事業資金融資
本文 八千代銀行は現在きらぼし銀行として事業が行われている第二地方銀行です。もともと信用金庫として誕生しつつ、歴史の過程で合併を繰り返しつつ現在の第二地方銀行としての経営状態にたどり着きました。2018年には東京都民銀行、新銀行東京と合併することで現在の新しい経営体制となっています。店舗数は164店(2018年5月現在)。資産規模2兆円を越える規模を誇る金融機関でもあります。
事業可能性評価融資制度「事業のチカラ」
この事業資金融資の特徴は可能性のある事業を行っている法人・個人事業主に対して担保の有無や価値を問わず積極的な融資を行っている点です。将来性はあるけれども現時点での資産や担保が不足して資金調達がままならない、といった事業者をサポートすることがおもな目的です。そのため利用には公益財団法人東京都中小企業振興公社による「事業可能性評価事業」において一定の評価を得ることが求められています。
少々申し込み・利用のハードルが高い一方、融資額が1億円以内と大口の資金調達の手段として役立てることができます。用途は先述した「事業可能性評価事業」の対象となった事業に関する運転資金・設備資金。
融資期間は運転資金の場合で5年以内(6ヵ月以内の据え置き期間が可)、設備資金では10年以内(1年以内の据え置き期間が可)。担保・保証人に関しては審査の結果判断されます。
スモールビジネスローン
こちらは逆の利便性の高さが大きな魅力となっているの事業資金融資です。審査は即日対応が原則となっており、資金繰りが厳しくなって急な資金調達が必要になった場合などに役立ちます。中小企業への融資をメインとしているため、利用の際には従業員数30名未満であること、青色申告をしていることが基本条件となります。そのうえで原則として2年以上の業歴があることが求められます。
融資額は1000万円まで、ただし原則として月商の範囲内が上限です。融資期間は6ヵ月以内。短めなので計画的な利用が求められるでしょう。金利は年4.0パーセント~9.0パーセントの間で決定されるうえで固定金利での適用となります。担保は原則必要で審査の結果判断、保証人に関しては第三者保証人は不要、詳細は直接問い合わせましょう。
事業向けサービス
事業向けサービスではライフステージにあわせた経営支援がまず挙げられます。創業期の事業者に関しては資金調達の手段も含めた相談・サポートの利用も可能です。成長期や安定期では「八千代ビジネスクラブ」「ビジネスマッチング」「ビジネス除法サイト」などのサービスを活用した販路拡大、新規取引先の獲得、生産性向上、さらに海外進出の支援といった幅広いサポートを受けることが可能です。加えて事務の効率化・合理化に役立つ各種インターネットバンキングもチェックしておけばさまざまな面でこの銀行のサービスを事業に役立てていくことができるでしょう。
[ビジネスローンはパッケージ]
記事番号 | 105 |
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